園長先生のお話(5/19)

5月19日 実習生の紹介と“てんちのはじめ“(続き)

5月19日から実習生が1人幼稚園にきています!園長先生のお話の際に、子どもたちの前で自己紹介をしていただきました。

主にほし組・年中さんのクラスに2週間入って頂く予定ですので、よろしくお願いします。

そして、4月に園長先生からお話しいただいた“てんちのはじめ”のお話の続きをしていただきました。

園長先生から子どもたちにいくつか問題がでました!

「神様が最初に作ったものは?」➡「ひかり!!」

「その時神様は何て言ったでしょう?」➡「光よあらわれよ!」

「作ったものを見て何て言ったかな?」➡「これで良し!」

みんな、しっかりと覚えていてくれて、園長先生の問いかけにかぶせるように答えていましたよ!

神様は言葉で色々なものを作ったけれど、人間だけは特別に土の塵で形作って、鼻から命の息を吹き入れて生きるものとなった…というところまでが前回のお話でした。

ちなみに、最初の人間である「アダム」とは「土でできた人」という意味なのだということも教えていただきました。

そして、ここからが新しいお話…ということで、お話がありました。

神様はアダムにエデンの園を与えてくださいました。

暖かくて、木の実もたくさん。

そしてさらにアダムに友達を作ってあげようと、アダムの寝ている間にあばら骨を1っ本抜き取ってそこからもう一人の人間、「エバ」を作りました。

2人はエデンの園で楽しく暮らしましたが、神様と1つだけ約束をしました。

それは、『エデンの園のどの木の実をたべてもいいけれど、たった一つだけ!この木の実だけは食べてはいけない!!食べると死んでしまうから。』

というものでした。

けれど、エバが蛇にそそのかされて、約束を破って木の実を食べてしまいます。

そしてエバは、木の実がとてもおいしくて、食べても死ななかったのでアダムも誘って二人で食べてしまいました。

急に神様との約束を破ってしまったことが怖くなった二人は、隠れますが、神様にすぐに見つかってしまいます。

神様に見つかったアダムとエバはそれぞれ「蛇が食べろと言ったから!」「エバが食べろと言ったから!」と人のせいにして、自分の過ちを素直に認めませんでした。

この時、すぐに神様に約束を破ってしまったことを素直に「ごめんなさい」と謝ることができれば、何かが変わっていたかもしれませんね。

約束を破ってしまったアダムとエバはエデンの園から追い出され、苦しみながら生きるようになり、蛇も地を這いつくばって生活するようになったそうです。

このお話を聞いた子どもたちと、「みんなも誰かとお約束していたことが守れなくなってしまうことってあるよね。けれどそんな時に、すぐに「ごめんなさい」が言えるといいね!」とお話をしました。

誰にでも間違えてしまうことはあると思います。私たち大人も、気を付けていきたいなと感じたお話でした。